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2021年7月30日金曜日

新渡戸稲造の至言から(7月30日)考えること(Thinking)

 

730

「人の心は常に動き不断に進みつつある。心の動きを考えという。考えなきは心の働きなき証拠で、心の働きなきは死と異なるところがない。生きているものならば必ず考える、すなわち思う。」(新渡戸稲造『人生雑感』)

 

・‛je pense donc je suis.’(「我思う、故に我あり。」) (デカルト)

 

・「人間は考える葦である。」(パスカル)


藤井茂・長本裕子著『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』225頁には、「思う」とは、「物の哀れを思う」ことだと新渡戸が考えていたことが述べられている。人を表面的に判断せず、誰にでも悲哀はあり、それを感じることが大切だと説く。

 

・生きている証拠として、心も考えも変化し得る。

 

・‘If everyone is thinking alike, then no one is thinking. ’(Benjamin Franklin

 

・‛You were born with the greatest weapon in all of nature — the rational, conscious mind. ‘(Robert Greene

 

・‘To think is easy. To act is difficult. To act as one thinks is the most difficult of all. ’(Johann Wolfgang von Goethe

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