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2020年9月16日水曜日

新渡戸稲造の至言から(9月16日)

 

916

「見たところ背の低い、見栄えのしない人で、衣服にはほとんど無頓着のごとく、いつも喪服のごとき黒色の衣装をつけ…常に黒色の眼鏡をかけているので…初めて夫人に逢うたときの印象は、はなはだ面白くない。」(新渡戸稲造『東西相触れて』)

 

・上記は新渡戸がキュリー夫人について書いたものである。そのキュリー夫人を、新渡戸は国際連盟の知的協力委員会の委員にすべく説得し、会合ではアインシュタインの隣の席にした。知的協力員会は成功し、新渡戸は両ノーベル受賞者とも親交を深めた(藤井茂・長本裕子著『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』275頁参照)。

 

・人は見かけによらない。

 

・第一印象は大事。一方、第一印象だけで判断してもいけない。

 

・質実剛健。

 

・質素でも価値のあるもの。豪華でも価値のないもの。



 

・化粧とは化けること。化けても良いが、化かされるな。






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