このブログを検索

2020年9月27日日曜日

新渡戸稲造の至言から(9月27日)

 

927

「古くからやっているものは時間の試験を受けたのである。どこか信ずるに足る渋味があり、さびがあって、ぎらぎらした服をまとう門番を見るような感じがしない。」(新渡戸稲造『西洋の事情と思想』)

 

・ベーコンは述べた。「焚くなら古い薪、飲むなら古い葡萄酒、信用するなら古い友達、読むなら古い本」(藤井茂・長本裕子『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』286頁参照)。

 

・「時間の試験」に合格したものだけが、クラシックないし古典として長く生き続ける。流行は、一世風靡しても廃れる。「流行」とは、流れ行くと書く。

 

・温故知新(古きを大切にして新しきを知る)

 

・ぎらぎらした豪華なものに目を奪われるより、渋味、わびさびを知ってこそ、本物がわかる。

0 件のコメント:

コメントを投稿

岡倉天心『The Book of Tea』を読む会(第4回と補講のお知らせ)

 NipponIA(ニッポン・インターナショナル・アカデミー)では、 新渡戸稲造の『武士道』を原文英語で読む会に続き、 岡倉天心の『茶の本』を原文英語で読む会を開催しています。 ・1月の講座は延期になり、2月に第4回を以下の要領で行います。 ・また、第1回の補講を、ご希望のより開...