11月10日
「いわゆる成功せずに、すなわち富もなさず、名もあげずに、一生たいらかに暮らしている者…これらの人こそ世に名も聞こえず、大金を儲けずとも、一家団欒、友情厚き友達と交わり、人を怨みず平坦な心をもって人生の真味を知る者ではなかろうか。」(新渡戸稲造『人生読本』)
・新渡戸は、いわゆる「お偉さん」以上に、一般の人々(庶民)を大切にした。その表れがこの言葉であろう。心平らかにあれば、良き人達に恵まれる。人間関係を重視した新渡戸ならではの優しさである。(藤井茂・長本裕子『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』333頁参照)
・人生の成功者は、富や名声を掴んだものではない。良き家族、友人と平和な心を得た者である。
・良き友人が富や名声をもたらしてくれることはあっても、富や名声で良き友人が集まってくるわけではない。
・富や名声に寄ってくる人達には気をつけろ。彼らはあなたを尊敬しているのでも信奉しているのでもない。ただ、あなたが身に付けている名声と富を利用したいだけだ。
・自分が成功した時に寄ってくる友人より、自分が失敗した時に心配してくれる友人を大切にせよ。
・A friend in need is a friend indeed.
・‘I have a definition of success. For me, it’s very simple. It's not about wealth and fame and power. It's about how many shining eyes
I have around me. (Benjamin Zander)
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