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2020年11月5日木曜日

新渡戸稲造の至言から(11月5日)

 

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「意志の鍛錬について第一に心得べきことは、無私無欲の一点ではあるまいか。名利の念なき人ほど強いものはない。」(新渡戸稲造『人生読本』)

 

・新渡戸は、何か自分にいいことがあるのではないかと考えた時は善行をしなかった。よって、新渡戸に善行の多くは名もない人々に対して行われた。(藤井茂・長本裕子『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』328頁参照)

 

・「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困るものなり。この始末に困る人ならでは、艱難を共にして国家の大業は成し得られぬなり。」(西郷隆盛「西郷南洲翁遺訓」)

 

・「褒められもせず、苦にもされず、そういう者に私はなりたい」(宮沢賢治)

 

・人をおおいに褒めるのはいいが、自分が褒められるために何かをするな。

 

・お金持ちに良いサービスを提供するのは経済、貧しい人に良いサービスを提供するのが福祉であり、慈悲の心である。

 

・無心(無私)の善行が真の善行。

 

・欲を捨てよ。すべてが上手く行く。

 

・欲深い人ほど、悪の道に進みやすい。

 

・自己中心(利己)主義より他己を、他力より自力を。

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