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2021年1月30日土曜日

新渡戸稲造の至言から(1月30日)職業(career)

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「維新の余波がまだ充満していたこの時代に、偉くなる唯一の職業といえば、政治にかかわるものであり、私は社会的出世に最も見込みのあるその職業に、当然心を引かれていた。」(新渡戸稲造 『幼き日の思い出』)

 

上記の新渡戸の言葉にかかわらず、新渡戸は農学研究の道を選ぶ。そのきっかけは、政治家を目指す人達に尊大な人が多かったこと、そして、祖父が明治天皇から直接、農業で日本に貢献して下さいと言われたこと、の2つであある。藤井茂・長本裕子著『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』35頁参照)

 

・社会的出世に、職業の違いはあるか。

・偉くなるための職業とは?何になるかより、何をするかが大事。

・何の職業に就いているかではなく、何をしているかが、その人の「偉さ」、人間性(価値)を決める。

 

・実は、偉い人ほど、尊大ではなく、謙虚であり、尊い。

 

・社会的出世とは何か。名誉を得ることか、有名になることか。それより、人に、社会に役立っていることではないだろうか。

 

・‛Choose a job you love, and you will never have to work a day in your life.’ (Confucius)

 

・‛It’s not what you achieve, it’s what you overcome. That’s what defines your career.’ (Carlton Fisk)

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