3月10日
「やると決したなら、怯(お)めず臆せず元気よくやるにしくはない。実務に当たって事を遂ぐるには勿論のこと、しゃべるにも挺身而闘(身を挺して闘う)の覚悟なかるべからず。」(新渡戸稲造『帰雁の蘆』)
・新渡戸は、米国で、初めて英語で日本のことを講演することになり和装で臨んだ。その時の聴衆は7、800人。さすがに震えて逃げ出したくなったと言う。ただ、誉められようとするから怖くなるのであり、精一杯やれば良いと思ったら落ち着いて出来た。(藤井茂・長本裕子著『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』の77頁参照)
・やるとなったら度胸と覚悟。努力してきたなら、それを見せるのみ。評価は二の次。
・人の評価を気にするより、自分の満足度がより大事。
・他人の顔を気にした演説は感動も薄い。自分が感動したことを真心こめて話すと、人も感動する。
・講演でもスポーツの試合でも、スタートに立った時、勝負は決まっている。それは、それまでの努力の結果だから。
・準備を行えば行うほど、本番は自信をもって出来る。
・精一杯とか、一生懸命とか、とにかく自分の全力を出し切って、誠心誠意、最善を尽くすということ。結果はどうあれ、自分には、やり遂げたという達成感が残るはず。
・‛The best preparation for tomorrow
is doing your best today.’(H. Jackson Brown, Jr.)
・‛Before anything else,
preparation is the key to success.’(Alexander Graham Bell)
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