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2021年3月20日土曜日

新渡戸稲造の至言から(3月20日)

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「慈善などということも、第一は心の作用で、金は第二次第三次のものゆえ、わずかな心懸けからたやすく行われることであります。すなわち慈善の慈善たる所は、己の身を幾分なりと献(ささ)げる心にあるので(あって)、決して出金の高にはよりませぬ。」(新渡戸稲造『婦人に勧めて』)

 

・新渡戸は、ドイツ留学中、ある日、公園で施設の子供たちに会った。その子たちが、親と一緒にいる子供たちをうらやましそうに見ているのを感じ、新渡戸は、牛乳屋さんに、自分からと言うことは内緒にして、ミルクを子供たちに差し入れてもらった。子供たちは大喜びで、その様子を見て、牛乳屋さんも代金を折半してくれた。その日は、偶然、新渡戸の母の命日だった。(藤井茂・長本裕子著『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』の87頁参照)

 

・慈善は心からの行為。寄付金の額によるのではない。

 

・人を慈しみつつ行う善行が慈善。自然に人を思える心が大切。

 

Money can buy a house, but not home, or a warm family.

 

・‛Dress yourself in the silks of benevolence because kindness makes you beautiful.’ Richelle E. Goodrich

Read more: https://www.wisesayings.com/benevolence-quotes/#ixzz6pfAAIAun

 

・‛Benevolence does not consist in those who are prosperous pitying and helping those who are not. It consists in fellow feeling that puts you upon actually the same level with the fellow who suffers. ‘ (Woodrow Wilson

Read more: https://www.wisesayings.com/benevolence-quotes/#ixzz6pfBVEvZ3

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