4月14日
「宗教なくして青年あるいは処女(おとめ)が正しい方面に発展することは、はなはだおぼつかないと思います。…自分の人格を高めて、生涯を通じて動くべき動機を得るのは、処女時代に宗教観念を養うの策の最も得たるものと思います。」(新渡戸稲造『婦人に勧めて』)
・新渡戸が宗教観念と呼んだのは、おそらく倫理観、道徳観と同様の意味だろう。それ故、新渡戸は、ある者が自分と同じクウェーカー教徒になろうとした時、仏教、儒教等他の宗教を学んでから考えるように指導した。(藤井茂・長本裕子著『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』113頁参照)また、武士道について、新渡戸は、その著書『Bushido』の中で、日本人の倫理体系として、宗教教育の代わりに武士道があったと述べている。
・新渡戸自身は、キリスト教の一派を通じて、自分の人格を高めることができたのだろう。悩み苦しんだ時、怒りたくなった時、信仰が助けてくれることがある。
・若いうちから、善悪を判断できる教育、道徳教育が必要である。そして、それは自然と心に染み入るものでないといけない。
・日本では悪いことをしないように、「お天道様が見ているから」と言う。キリスト教等では、「神が見ているから」となる。
・‛A man's ethical behavior should be based
effectually on sympathy, education, and social ties and needs; no religious
basis is necessary.‘(Albert Einstein)
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・‛Men never do evil
so completely and cheerfully as when they do it with religious conviction.‘( Blaise Pascal)
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