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2021年6月1日火曜日

新渡戸稲造の至言から(6月1日)有事(emergency)

 

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「物事は万事先例通りにいくものではない。そういう場合には、何も知らないもののほうが、自分のオリジナリティ―を出してやるから、有事のときにはかえって素人の外交官がよい。」(新渡戸稲造『内観外望』)

 

・平時のリーダー、有事のリーダー。

 

・マニュアル通りに事が進めば良いが、そうでない時、新たな発想が必要になる。

 

・複雑化した現代のグローバル社会こそ、凝り固まった老化した頭脳より、子供のように柔軟な思考が求められる。

 

1862年生まれで1933年に亡くなった新渡戸稲造は、江戸、明治、大正、昭和と時代を生きた。すなわち、明治維新、第一次世界大戦、スペイン・インフルエンザ、関東大震災等、日本国家が揺らいだ幾つもの出来事を目の当たりにしている。それらの経験をもとに、上記のような言葉が出て来たのだろう。

 

・有事のリーダーには、腹をくくった決断力が必要になる。

 

・‘At certain crucial moments - an emergency or an opportunity - one must act first and think later.’ (Edmund White

 

・‘There is nothing so strong or safe in an emergency of life as the simple truth.’ (Charles Dickens

 

・‘Be Prepared... the meaning of the motto is that a scout must prepare himself by previous thinking out and practicing how to act on any accident or emergency so that he is never taken by surprise.’ (Robert Baden-Powell






 

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