このブログを検索

2020年8月15日土曜日

新渡戸稲造の至言から(8月15日)

 

 

815

「(ある人の)美しい心が見えるようになると、身体は心の中に入ってしまって小さくなるから、美しい心が大きく見えるのである。」(新渡戸稲造『婦人に勧めて』)

 

・昨日(814日)の新渡戸が言わんとするところと同意である。美は、心の内面からなるもの、心を磨けば、顔・外見も美しくなるということ。

 

・美容や美顔に高額のお金をかける人は多いが、「美心」は、意外と無償で誰でもできる手軽な美容方法かもしれない。こぎれい清潔に身を整えているだけで、その人が美しく見えることがある。「垢ぬけている人」とは、まさに「垢」を落としてきれいにしている人のことを言う。日本人の女性に美人が多いというのは、水が豊富でお風呂好きでお掃除をよくしているからかもしれない。

 

・ブランド物(ルイヴィトンのお財布等)を身に着けて、お洒落をして出かけた女性。実は、その人は汚いアパートに住んでいた、という話を聞いたことがある。恥ずかしい。人に見えない所をきれいにしておくことこそ大切。

 

・「交通事故に遭う人は意外と下着が汚い人が多かった。」と聞いたことがある。常に、人に見えない所こそ、きれにしておこう。

 

・鏡で自分の顔を見たら、同時に、自分の心も映してみよう。

 

・朝の洗顔、気持ちいい。心も気持ちもリフレッシュ。


 

1 件のコメント:

  1. 朝晩、太陽が地平線に近くなると大きく感じるが、正午など高いところにあると小さく見えるのは、比較対象があるから。人は注目するものを基準に比較する。
    行為が目立てば、身体に注意が向かなくなるだけ。美しいかどうかは二義的
    一方が見えなくなることの方が問題 心の問題は主観だから客観性が失われているとも言える。

    返信削除

岡倉天心『The Book of Tea』を読む会(第4回と補講のお知らせ)

 NipponIA(ニッポン・インターナショナル・アカデミー)では、 新渡戸稲造の『武士道』を原文英語で読む会に続き、 岡倉天心の『茶の本』を原文英語で読む会を開催しています。 ・1月の講座は延期になり、2月に第4回を以下の要領で行います。 ・また、第1回の補講を、ご希望のより開...