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2020年9月1日火曜日

新渡戸稲造の至言から(9月1日)

 

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「我々に狙うべきものは、実世界以上の高い所にあるものを選んで、なすべきものと思う。昔より俗諺(ぞくげん)にいうごとく、天に登らんとしてようよう屋根に登るごときものである。」(新渡戸稲造『人生読本』)

 

・目標は高く持て、そしてそれに向かって努力せよ。

 

・夢がなければ、何事も始まらない。

 

・高きを求めて努力すれば、たとえ目標に到達せずとも、相当の所までは到達する。

 

・国際連盟事務次長として、平和の実現を目指した新渡戸。難しい目標でも、初めから諦めてしまっては、何にもならない。出来ないと決めつけないで、まず行動してみよう。

 

・核廃絶、無理かもしれないけれど掲げてみる。そうすると、軍縮の機運は高まるし、核戦争は起きにくい。

 

・皆、金メダルを目指す。そして、たまたま銀か銅か、取れないこともある。でも、まずは掲げてみる。

 

・目標に向かってする努力。報われないことはあっても、無駄にはならない。

 

・夢は大きく、根は深く。

 

・理想は高く、行動は現実的に。

 

Think globally, Act locally.

 

・どんな大きな夢や理想を掲げようと、そうする自由は誰も邪魔できない。

 

・目標、高すぎたかなと思っても、努力してやってみよう。意外と目標に到達して、新しい自分を見つけられるかも。(だから、偏差値なんか気にするな。)

 

・目標が高すぎて、失敗したり挫折しそうになったりしたら、やり直せば良い。目標を設定し直しても良い。低い目標から、だんだん上げて行っても良い。

 

・ナポレオンが、「私の辞書には不可能という言葉はない。」と言ったという話は有名だが、今でも、フランス語では、「できない」(il est impossible)とは言わず、「難しい」(il est difficile)と言う。

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