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2020年9月24日木曜日

新渡戸稲造の至言から(9月24日)

 

924

「偉人と称するのは、人心もしくは世相に変化をきたす力の持ち主のことである。しかしてその変化は、疾風迅雷的のものもあれば、また、石を穿(うが)つ水のしずくのごときものもある。」(新渡戸稲造『偉人群像』)

 

・早い変化をもたらす偉人もいれば、ゆっくりした変化をもたらす偉人もいる。あなたは、どんな偉人になりたいですか。

 

・新渡戸は、偉人を3つのタイプに分けた。1つ目は、気体型。名声は広がっていても大したことない人。2つ目は液体型。流行のように短期的に大人気となる人。3つ目は固体型。地味だが含蓄のある本物の偉人。新渡戸は、国際連盟事務次長として、小国の代表でも、国益のために一生懸命働く姿に、それを見た(藤井茂・長本裕子『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』283頁参照)。

 

It is great to be great, but it is greater to be humane.

 

・偉人と一言で言っても、多種多様。自分の好きな偉人を倣って努力してみよう。

 

・新渡戸稲造は人のことをよく褒める。そんな彼自身が、実は偉人。

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