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2020年9月23日水曜日

新渡戸稲造の至言から(9月23日)

9月23日  
「詩とは、“自然”より与えられた精神的衝動の、あるいは“自然”の中に見出された精神的意義の、表現以外の何ものであろうか。」(新渡戸稲造『日本人の特質と外来の影響』) 
 
・自然の中に身を置くと、不思議と歌が生まれ詩が出来る。 
 
・日本の俳句には季語がある。和歌は、四季を詠む。日本は四季に恵まれた美しい国の1つである。 

 ・何故、自然を詠った詩が多いのだろうか。それは、自然は変化し、見ていて面白いからである。それは、まるで日々変化する人間の心情そのもののように映る。

 ・富士山も、路傍の草も、どれもが芸術の対象となる。詩になったり、絵画になったり、音楽になったり…。自然と人の内面を結ぶところに、芸術の表現がある。

 ・一つの自然の対象物、例えばお天気一つとっても、個人個人、または、その時その時の気持ちによって、捉え方、感じ方が異なってくる。 

 ・自然は豊か、そう思える私達の心も。

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