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2020年10月18日日曜日

新渡戸稲造の至言から(10月18日)

 

1018

「我々の系図の中に朝鮮人や支那(中国)人の入っているのを、むしろ誇りとする時代がくるであろう。しかして極東民族の間に親密を保つ情愛も今日より一層深くなるべき理由も新たに発見さるるであろう。」(新渡戸稲造、『東西相触れて』)

 

・新渡戸は、ドイツのゲルマン民族優勢理論を批判していたようだ(藤井茂・長本裕子著『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』309頁参照)。一方、大和民族を誇りに思いながらも、驕ることはなかった。ただ、ある時、ある中国人が、根拠のない日本(人)批判をした時、真剣に怒ったそうだ。

 

・「世界は一つ、人類はみな兄弟。」

 

・どの民族にも良い所もあれば、悪い所もある。

 

・民族優勢主義を掲げて、他民族を弾圧することがあってはならない。

 

・新渡戸の思想には、「大東亜共栄圏」や「八紘一宇」の先駆けがあったのか。

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