10月2日
「日本人ははたして平和を好む国民であるか、日本人は戦争を好む国民ではないか…」(新渡戸稲造『人生雑感』)
・新渡戸は、日本人が好戦的だという米国社会の雰囲気の中で、あえて、そうでなく平和を好む国民であることを示そうと各地で講演した(藤井茂・長本裕子著『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』293頁参照)。新渡戸の行動は、並大抵のことではなかっただろう。
・平和を好まない国民などいるだろうか。平和と繁栄は誰もが望むことである。
・国民が好戦的でなくても、指導者が好戦的なら戦争は起き得る。ただ、その指導者を選んだり、その指導者に従ったりするのは国民一人ひとりである。
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