10月24日
「一小紙片でもないほうがよろしい。持つと、それに束縛されていけない。」(新渡戸稲造、『新渡戸博士追憶集』)
・上記は、新渡戸が講演をする時の流儀らしい。講演をしに行く道中で弟子に演題を聞き、構成を考える。それほど、新渡戸の知識は豊富だった(藤井茂・長本裕子著『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』315頁参照)。
・スピーチは音読ではない。
・聴衆に語りかける演説は、演者が聴衆を見、聴衆も演者を見る。
・Music which makes you sleepy is not bad, speech which makes you
sleepy is not good.
・ジェスチャー、音調、内容、簡潔さ、全ての表現がスピーチの良し悪しを決める。
・演説の仕方は、場所、対象、テーマ、人数等によって変わってくる。
・束縛されない自由な演説は、自由な気持ちで聞ける。
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