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2020年10月23日金曜日

新渡戸稲造の至言から(10月23日)

 

1023

「教育の多くは、ある決まり文句を機械的にくりかえすことであって、その意味については、若い魂は何一つわかっていないのである。」(新渡戸稲造、『編集余録』)

 

・新渡戸は、単なる暗記の教育よりも、考えさせる理性の教育を重視した(藤井茂・長本裕子著『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』314頁参照)。

 

・なぜ、なぜを突き詰めると、真実が見えてくる。発見がある。

 

・ソクラテスは弟子たちに、質問攻めにして、自ら答えを考えさせた。最初から自分の答えを与えて、こうであるとは断定しない。

 

・「人間は考える葦である。」(パスカル)考えることを失った人間は、もはや人間ではなくロボットだ。

 

・単なる暗記は十人一色。創造的答えは、十人十色。

 

・分かり易い教師の説明より、考えさせる教師の方が良い。

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