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2020年10月29日木曜日

新渡戸稲造の至言から(10月29日)

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「アングロサクソン及びチュートン人種は、セルフということに重きをおき、セルフ・レスペクト(自己尊重)の心持ちが非常に発達している。これに反しラテン人種、殊に東洋人種は、いわゆるコンミュナル、共存性が非常に発達している。」(新渡戸稲造『西洋の事情と思想』)

 

・新渡戸は、西洋的独立性も東洋的共存性もそれぞれ大切だと説く。それらの中道を取ったり、それぞれを組み合わせたりして問題を解決して行く(藤井茂・長本裕子著『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』320頁参照)。

 

・西洋のキリスト教は神と個人とのつながりなのに対し、日本の神道は村のお祭り等集団活動で共存性が高い(藤井茂・長本裕子著『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』320頁参照)。

 

・個性を生かした共存共栄。

 

・自己主張と自己尊重は違う。

 

・地域への帰属意識が共同体を作る。

 

・西洋は個性と独立心を、東洋は協調性や同調性を重んじる。教育ではどちらも大事。

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