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2020年10月5日月曜日

新渡戸稲造の至言から(10月5日)

 

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「書物として、セオリーとして、どれほど立派であるかしれないマルキシズムも、ライフというものに応用すると、あのような無態(ぶざま)なことになる。」(新渡戸稲造『内観外望』)

 

・新渡戸は、ドイツにも留学している。マルクスの理論を最初に学んだ日本人の一人であろう。新しい理論にすぐに飛びつくのではなく、吟味しながら世の中を俯瞰して新渡戸は判断しているようだ(藤井茂・長本裕子著『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』296頁参照)。

 

・マルクス主義を実生活に応用してはならない。

 

・机上の空論

 

・理論で上手く行ったものが、実際に上手く行くとは限らない。

 

・うまい理屈に気を付けよ。

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