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2020年10月6日火曜日

新渡戸稲造の至言から(10月6日)

 

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「平等は人間の幸福に大いに貢献してきた。しかし、その理説を法的関係以外の関係に押し広げることは、社会秩序そのものをすっかりひっくりかえすことになる。」(新渡戸稲造『編集余録』)

 

・平等思想は良いが、それを現実社会に応用することは良くないと新渡戸は主張した。その背景には、マルクス主義への批判があったようだ(藤井茂・長本裕子著『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』297頁参照)。

 

・法律上の平等は良い。しかし、実社会では、個性の尊重がより重要だ。

 

・皮肉なことに、[平等社会]と呼ばれる国ほど上下の格差がある。

 

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