このブログを検索

2020年11月18日水曜日

新渡戸稲造の至言から(11月18日)

 

1118                       

「元来、人生は悲哀のものであり、しかして悲哀は決して悪なりとは思われぬ。人生に悲哀のあるは、酸味の中に甘味があると同じである。宇治の玉露は味おうている間に、その真味が次第に出て、言い知れぬ妙味がある。」(新渡戸稲造『修養』)

 

・新渡戸は常に前向きで、人生の困難も笑って乗り切って行った。昭和7年(1932年)2月、愛媛県松山市の講演で軍部を批判したことで、命の危険さえあったにもかかわらずである。(藤井茂・長本裕子『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』341頁参照)

 

・「順風も逆風もあり 走馬燈」

 

・人生の悲哀も、お茶の苦みのようなもの。そんなに悪いものではない。

 

・お茶の渋味も、栗の渋皮も、すべて美味しさを引き立てるもの。

 

・悲哀は人生につきもの。「悲しみよ、こんにちは(Bonjour, la tristesse.)

 

・喜怒哀楽の人間模様。

 

・苦労があるから力強くなれる。

 

・悲しい時ほど、笑ってしまえ。

 

・怒りたくなったら、歌ってみよう。

 

・笑顔で怒る?できたら勲章もの。

 

・‘Unhappiness can be a bridge to happiness…’

・‘Sadness is a choice – sadness does not exist.’(Jonathan Lockwood Huie

 

0 件のコメント:

コメントを投稿

岡倉天心『The Book of Tea』を読む会(第4回と補講のお知らせ)

 NipponIA(ニッポン・インターナショナル・アカデミー)では、 新渡戸稲造の『武士道』を原文英語で読む会に続き、 岡倉天心の『茶の本』を原文英語で読む会を開催しています。 ・1月の講座は延期になり、2月に第4回を以下の要領で行います。 ・また、第1回の補講を、ご希望のより開...