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2020年11月2日月曜日

新渡戸稲造の至言から(11月2日)

 

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「僕は子どもの時に頭髪を結うてもらった。…他人から髪を梳(す)いてもらうと、じつに痛くてたまらない。…けれども、お母さんが梳くと…痛くもなんともなかった。」(新渡戸稲造『随想録』)

 

・新渡戸の母の思い出が上記の言葉である。新渡戸は、教育は単なる詰めこみではなく、家庭的で柔らかい対応が必要であると説いている(藤井茂・長本裕子『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』325頁参照)。

 

・「アット・ホーム」(at home)とは、温かいの意。

 

・「母のぬくもり」は、子供それぞれの記憶にある。ロボットやAI(人工知能)では、なかなか代替できない。

 

・「母さんが夜なべをして手袋編んでくれた…」♪

 

・女は弱し、されど母は強し。

 

The mother’s day comes before the father’s day.

 

・すべての人は、母から生まれる。

 

・「おかあさん」は太陽のように明るい。

 

・船は、常に「母港」に戻る。

 

・自分が出た学校を、「母校」という。

 

・‘Ą little girl, asked where her home was, replied, “where mother is.’( Keith L. Brooks
Source: https://proverbicals.com/mothers

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