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2020年11月20日金曜日

新渡戸稲造の至言から(11月20日)


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「攻撃の対象となったとき、われわれは自分の社会的存在が認められたこと、自分が世の中にとってなんらか考慮すべき人となったに違いないことを感謝してよい。」(新渡戸稲造『編集余録』)

 

・批判や人生の困難も常に前向きに捉える新渡戸の言葉である。外国の良い所を取り入れて日本をより良くしようとした愛国者である新渡戸に対して、外国かぶれの批判もあったが、新渡戸は、それも自分の存在を認められた証と良い方に理解した。(藤井茂・長本裕子『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』343頁参照)

 

・批判も攻撃も感謝。無視されるより余程良い。

 

・褒められてばかりでは、裸の王様である。

 

・叱咤激励、両方あるからバランスとれる。

 

・陰と陽、何事にも感謝。夜の後に朝が来る。

 

・‘The best defense is a good offense.’

I need not fear my enemies because the most they can do is attack me. I need not fear my friends because the most they can do is betray me. But I have much to fear from people who are indifferent.’(Russian proverb

 

・‘Marriage is the opposite to a fever attack, it begins very hot and ends very cold.’ (German proverb)

・‘Even food can attack.’ (New Zealander proverb)

 

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