11月21日
「何事についても活用と濫用とがあろう。人間は事物の主人であって、どう取り扱うかを決めることができるのだから。」(新渡戸稲造『編集余録』)
・同じ鉱物資源の貿易も、戦争の要因にも平和のための手段にもなり得る。(藤井茂・長本裕子『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』344頁参照)
・原子力爆弾は非人道的な大量破壊兵器であるが、原子力エネルギーは「平和的」利用目的で、CO2(二酸化炭素)を排出しない「クリーン」なエネルギーと言われた。
・包丁で美味しいものを作って人を幸せにできるが、同じ包丁が殺人の凶器ともなる。
・治安維持や防御のための銃か、それとも殺人兵器か。
・権力を濫用する指導者は独裁者となり人民を苦しめる。権力を人民のために活用する指導者は徳治を行える。
・‘Abuse of hospitality breaks the bridge.’
・‘Use, do not abuse; neither abstinence nor excess
ever renders man happy.’(Voltaire)
・‘Abuse is the weapon of the vulgar.’(Samuel
Griswold Goodrich)
0 件のコメント:
コメントを投稿