12月1日
「位高きがゆえに傲慢になったり、財多きがゆえに奢侈(しゃし)に流れたりするを思えば、やはり簡易生活するにしくはないと感ぜられる。位や金は幸福の要素ではない。かえって心配の種となる。」(新渡戸稲造『一日一言』)
・地位やお金が大事なのではない。それを得て、何をするかが大事なのだ。(KNS)
・地位も財産も失うのが心配?それなら取られることのない知恵、知識、精神力、体力を身に付けよう。これらが、逆に、財産を増やし、地位を上げてくれる。
・質素倹約、侘び、さび等は日本文化の中心的要素。絢爛豪華とは正反対。皇室の在り方にも学ぶ。
・新渡戸は、「簡易生活」を実行した人だった。そして、国際連盟事務次長時代は、身なり等をあまり気にしないキュリー夫人やベルグソン等と親交を深めた。類は友を呼んだのだろう。きらびやかな服を着てうわべの会話を楽しむよりも、知的交流を深めることを優先させた。
・地位も財産も「中庸」が幸せのもと。地位が高すぎると、辞めた時の寂しさ、転げ落ちた時の傷が大きい。財産が有りすぎると、ハゲタカがたくさん寄って来る。
・宝くじに当たった人は、運が良いとは言われても、最高の幸せを掴んだとは言われない。逆に不幸になった人もいる。
・お金と地位の大きさは、幸福と比例しない。
・最高位にある人は、常に暗殺の危険に晒されている?だからSPが付いている。
・Money can buy a house, but not home
(family). Money can buy food, but not appetite.
・‘Not he who has much is rich, but he who
gives much.’ (Erich Fromm)
・‘Time is more valuable than money. You can
get more money, but you cannot get more time.’ (Jim Rohn)
・富める人にも貧しい人にも神様が平等に与えたものがある。それは時間。その時間と空間をいかに利用して幸せに生きて行けるかが大事。
・裸で生まれ、裸で死んで行く。人生の最期、どんな人に囲まれているかが大事。位や金は関係ない。
・‘It doesn’t matter about money; having it,
not having it. Or, having clothes, or not having them. You’re stil left alone with
yourself in the end.’ (Billy Idol)
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