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2020年12月14日月曜日

新渡戸稲造の至言から(12月14日)

 

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「我が国では…“(武士は)食わねど高楊枝”式の態度が社会の標準となって…、口には言い表さぬのが習慣となったので、金の話を口にするから欲心が深いとは言いがたく、(金の)話をしないから寡欲であるとの断定もしがたい。」(新渡戸稲造『人生読本』)

 

・新渡戸は、実に気前の良い人で、教え子に驕ったり、女性にプレゼントをしたり、教育への支援を多々したり、お金を惜しみなく使った人だった。藤井茂・長本裕子『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』369頁参照)

 

・お金の使い道、使い方で、その人がわかる。

・お金をいかに稼ぐかより、いかに使うかが大事。

 

・‘Early to bed, early to rise, makes a man healthy, wealthy and wise.’(早起きは三文の徳)

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