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2020年12月19日土曜日

新渡戸稲造の至言から(12月19日)

 

1219

「同じことをするのにも、いつも二つの方法がある―荒っぽい方法と穏やかな方法と。子どもや未開人は前のやり方を好み…後者を好むのは成熟した賢い人たちであるが、この方法には少し時間が長くかかる。穏やかさこそは文明の本質である。…暴力的で性急な手段は、結局は迅速にほど遠いことがわかる。」(新渡戸稲造『編集余録』)

 

藤井茂・長本裕子著『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』374頁には、新渡戸がいかに忍耐強く善良な人であるかを示す、青年とのエピソードが書いてあります。是非、お読み下さい。)

 

・急がば回れ。

・慌てる乞食はもらいが少ない。

 

・慌てず、焦らず、穏やかに。

・笑顔で怒ろう、穏やかに叱ろう

 

・穏かさこそ文明の本質なら、暴力は非文明の象徴。暴君政治が行われている国は非文明国である。

 

・暴力でその場を早急に収めると憎しみを生む。時間をかけて穏かに対話を続ければ愛が芽生える。

 

・焦るな。時間がものを解決する時がある。

・辛抱強く、忍耐強く、時に明るく、未来を待つ。

 

・文明国と平和国家はほぼ同義。

 

・「急がずば ねれざらましを 旅人の あとよりはるる 野路の村雨」(太田道灌)

 

’Only the gentle are ever really strong.’ (James Dean)

 

.’It is neither wealth nor splendor, but tranquility and occupation which give happiness.’ (Thomas Jefferson)

「幸せを与えるのは富や豪華さではなく、穏やかさと仕事である。」

 

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