12月18日
「高等文官志望の一青年が…その試験に通ってニ、三日してから、彼は私を訪ねてきて…自分は独立独歩の人間として育ったと、その経歴を物語った。(新渡戸稲造『編集余録』)
・独立独歩などあり得ない、色々な人様のお蔭で生きている、というのが新渡戸の考えである。この青年に対し、新渡戸は、「どんな本で勉強したのか。その本は誰が書いたのか。」と尋ねたと言う。(藤井茂・長本裕子『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』373頁参照)
・「お蔭様で」を忘れずに。「お蔭様」、素敵な日本語だと思う。自分が見えない所で、後ろから、知らない間に、自分を支え、助けてくれている存在。そんな人々を忘れないでいたい。
・情けは人の為ならず。
・自分の自慢より、人を褒めよ。
・感謝はしすぎることはない。
・思いやりと感謝は表裏一体の関係。
・誰でも一人では生きていけない。だって一人の命は二人から出来てくる。
・偉くなった人ほど、多くの人のお蔭で成り立っている。「人」と言う字は、小さい人が大きい人を支えている。
・「縁の下の力持ち」を忘れてはいけない。
・人を踏み台にして(感謝もせずに)のし上がった人は、いずれ踏み外して転ぶ。
・「有難う」「ありがとう」いくら言っても言い足りない。
・’When
eating fruit, think of the person who planted the tree’ (Vietnamese Proverb)
・’Forget
injuries, never forget kindnesses.’ (Chinese Proverb, Confucius)
・'If you
can read this, thank a teacher.’ (American Proverb)
・’To the
grateful man give more than he asks.’ (Spanish/Portuguese Proverb)
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