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2020年12月25日金曜日

新渡戸稲造の至言から(12月25日〉

 

1225

「キリスト教の精神からいうと、キリストがベツレヘムにおいて生まれた時がクリスマスでない。キリストが我々の心に生まれた時がクリスマスである…自分の心に飾りを持つのがクリスマスの本意である。」(新渡戸稲造『人生雑感』)

 

・クリスマスについて、新渡戸は、「悪いことをしてはなるほど悪かったと自分の心に罪を悔い、常に人を恵み給う神、地には平安、人には恩寵あれということを、心に生じるのがクリスマス」と述べている(藤井茂・長本裕子著『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』380頁参照)。

 

・キリストより大事なのが、キリストの精神。

・クリスマスより大切なのが、人の心。

 

1225日はほんの1日の機会。毎日が大切。

 

・形も大事だけれど、中身はもっと大事。

 

・見えないものを信じてみよう。サンタクロースも眠っているうちに、そっと贈り物を届けてくれる、夢の存在。

 

・‛Christmas began in the heart of God. It is complete only when it reaches the heart of man.’

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