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2020年12月3日木曜日

新渡戸稲造の至言から(12月3日)

 

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「悲哀の意味や使命を知りかつ行うには、基督教の根本原理なる犠牲の観念にさかのぼらねばならぬ。悲哀が人世宇宙に満ちているということは…人世宇宙が犠牲に充ちているという意味である。」(新渡戸稲造『人生雑感』)

 

・「ストーリィには、悲哀がなくてはならない。悲哀は愛に変る。…俺は、悲哀、即ち愛を含めるストーリィをかこう。」(新美南吉、昭和446日の日記)

 

・「有頂天の歓喜は常に悲哀に転ずる。」(ミゲル・デ・セルバンデス)

 

・「あなたの悲哀がいかに大きくても、世間の同情を乞おうとしてはならない。なぜなら、同情の中には軽蔑の念が含まれているからだ。」(プラトン)

 

・‘Sometimes when you sacrifice something precious, you’re not really losing it. You’re just  passing it on to someone else.’ (Mitch Albom)

 

・‘The sacrifice which causes sorrow to the doer of the sacrifice is no sacrifice. Real sacrifice lightens the mind of the doer and gives him a sense of peace and joy. The Buddha gave up the pleasures of life because they had become painful to him.’ (Mahatma Gandhi)

  

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