1月18日
「女子に与えられたる待遇は、…社会的・政治的単位としては高くはなかったけれども、妻および母としては最も高き尊敬と最も深き愛情とを受けた。」(新渡戸稲造『武士道』)
・上記の新渡戸の言葉は、長きにわたる日本社会の特徴をよく表している。今でこそ、「女性の社会進出」が言われているが、従来、日本にあった「主婦業」という職業は、経済的には計算されないが、日本の社会で確固たる地位を占めていた。ベイビー・シッターや家政婦を雇う代わりに、子育てから炊事・洗濯まで、全て家庭内でできることは自分でする女性たち(妻、母)、そしてそれを敬う男性たち(夫、父)の存在があり、男性たちは稼いだお金を全て妻に預け、そこから自らもお小遣いも頂くという習慣。諸外国の「平等性」、契約社会からは考えられないシステムである。この日本的習慣の悪い所ばかりが言われ、現代では失われつつある習慣のようだが、新渡戸は、『武士道』の中で、指標で表わされる女性の社会的・政治的地位とは異なる、妻・母としての地位を日本社会に見出し、それについて記したのだろう。
・「目が見えなくてもいいんだけど、一度だけ目が見えたら、母の顔を見たい。」(辻井伸行)
・「人生って楽しいことばかりじゃないけれど、苦しいことやつらいことをのりこえてほっとした時、いつも心に浮かぶのはこの一言です。『母さん私を生んでくれてありがとう。』」(斎藤一人)
・‛Mothers are
fonder than fathers of their children because they are more certain they are
their own. ‘ (Aristotle)
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