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2021年1月6日水曜日

新渡戸稲造の至言から(1月6日)

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「「五、六歳の頃であったと思う。あるとき僕が兄の頭をなぐったことがある。母はそれを見て非常に怒って“頭脳は人間の体の中、一番大切なところである。この母さえ、いかなる場合にもお前たちの頭脳に手を触れたことがない…”と言って、大いに叱責されたことがある。」(新渡戸稲造『修養』)

 

・新渡戸は人間の出来た教育者、穏やかな人柄と思っていたが、幼少期、青年期は、短期で気性も荒かったようだ。(藤井茂・長本裕子『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』11頁参照)人間は変わることが出来る、それを実践して見せてくれたのが新渡戸稲造だった。

 

・「人は変われる、そう思った時、人は変われる。」

 

・‛It is not the strongest of the species that survives, nor the most intelligent that survives. It is the one that is most adaptable to change.‘ (Charles Darwin)

 

「下手なへつらいは、根拠のない叱責よりも屈辱を与える。」(エッシェンバッハ)


・「父親の叱責は快く飲む薬と同じだ。効き目があるから苦さを忘れる。」(デモフィロス)

 

・「賞賛さrた時ではなく、叱責された時に謙虚さを忘れない者こそ真に謙譲な人である。」(ジャン・パウル)

 

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