2月1日
「札幌農学校が創立されたとき、時の開拓使長官、黒田清隆氏は農学その他の専門の学者を養成する考えはなかった。彼の望みは北海の…新開地に有用なる人材を教育するにあって・・・。」(新渡戸稲造「旧友内村鑑三氏を偲ぶ」)
・札幌農学校は現在の北海道大学の前身である。その創立の明治九年、翌明治十年には、多様な人材を輩出している。その中の一人が内村鑑三であり、新渡戸稲造であった。帝国大学とは異なる自由な校風があったと言う。(藤井茂・長本裕子著『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』38頁参照)
・大学の目的は、単に学者を養成するというよりは、社会に有用な人材を輩出することにある。
・社会に有用な人材とは、どんな人だろうか。それは、職業で区別されるものではない。職業は、千差万別、多種多様である。
・自由な発想が、社会を豊かにのびやかにさせる。
・教育において、ただ覚える、ただ暗記するのではなく、さらに考え、議論し、試行錯誤することが重要である。
・‛Education is the key that unlocks the golden door to freedom .’ (George
Washington Carver)
・‛The aim of education is the knowledge, not of facts, but of values.’(William
S. Burroughs)
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