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2021年2月12日金曜日

新渡戸稲造の至言から(2月12日)

 

212

「北海道にいた頃は、清い小川の河畔を逍遥して、皎々たる名月と語ることもあり、蘭干たる星斗を戴いて、心を安めたこともある。」(新渡戸稲造『修養』)

 

・自然の中に身を置くと、人は自ずと素直になれる。

 

・星を眺めていると、宇宙に吸い込まれそうになる。

 

・暗い夜を照らす月は、進む道の指針を与えてくれる。

 

・小川のせせらぎ、風そよぐ木立、爽やかな空気の森林の小道を歩いていると、心も清らかになる。

 

・夜空に輝く星は、まるで宝石のようだ。手に取ることは出来なくても、いつも見守っていてくれるし、遠くを見つめていると次々見えて来る。

 

・自然には畏敬の念と感謝の念。人は自然の中で生かされていることを忘れてはならない。

 

・「自然の知恵から見れば、人間の賢さも愚かさもタカが知れている。その僅かな知恵の幅の中で、いささかの賢さを誇り、いささかの愚かさを卑下してみても何になろう。」(松下幸之助)

 

'Nature never did betray the heart that loved her.‘ (William Wordsworth

・「人はたとえ自然に反抗する場合でも、自然の法則には服従する。逆らってみようというときでさえ、自然とともに働くのだ。」(ゲーテ)

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