2月14日
「あらゆる種類の仕事に対し報酬を与える現代の制度は、武士道の信奉者の間には行われなかった。金銭なく価格なくしてのみなされ得る仕事のあることを、武士道は信じた。」(新渡戸稲造『武士道』)
・クラーク博士が、札幌農学校一期生に、農地開墾の報酬を与えようとしたら、全員が尻込みしたと言う。彼らは皆、藩士の息子で、武士道を学んでいた。(藤井茂・長本裕子著『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』51頁を参照)
・武士という職業はなくなり、武士道精神を引き継いだ職業はないかもしれないが、ある仕事をする時に、武士道精神をもって、それにあたり、金銭的価値や労働対価を無視して、人のために尽くす、尊敬すべき人達はいる。
・あの消防士さんも、あの自衛隊員(軍人さん)も、あのお使者様も、あの新人サラリーマンも、何時間も残業しても、残業代を求めたり労働基準法を掲げたりもせず、朗らかに、人の為に尽くしたことに、感謝され、感謝し返す。頭が下がる。
・報酬や金銭で測れないことほど、実は重要で、心、記憶に残ることだったりする。
・仕事はロボットでも出来るが、心のこもった仕事は人でないと出来ない。
・’The highest reward that God gives us for good work is the ability to
do better work. ‘ (Elbert Hubbard)
・’The highest reward for a person's toil is
not what they get for it, but what they become by it. ‘ (John Ruskin)
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