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2021年2月21日日曜日

新渡戸稲造の至言から(2月21日)

 

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「『何が役に立つかというと、農学校におった時分に英文学をやったのが一番役に立つ』」(新渡戸稲造『読書と人生』)

 

・上記は、新渡戸が、農学校を出て知事になった友人から聞いた言葉である。新渡戸は、農学校で農学知識を学んでよかったという返事を予期していたが、意外な言葉が返ってきた。読書には、「意志の鍛錬」、「実利」及び「心の慰安」の三つの要素(目的)があると新渡戸は述べている。藤井茂・長本裕子著『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』58頁を参照)

 

・意外な所で、意外なことが役に立つ。

 

・人生はわからない。無駄だと思っていたものが、とても役立ち、助けになることがある。

 

・単細胞よりも、広い視野をもとう。深く掘り下げたい事柄も、ある程度の幅がないと、効率よく上手く掘ることはできない。

 

・馬鹿にしていたものが、天才のように見えることもある。

 

・文学には、分野や時代を超えた様々な人の人生が繰り広げられている。だから、実務的専門書等より、心に訴えるものが多い。

 

・‛The best of a book is not the thought which it contains, but the thought which it suggests; just as the charm of music dwells not in the tones but in the echoes of our hearts. ‘ (Oliver Wendell Holmes

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・‛All good books are alike in that they are truer than if they had really happened and after you are finished reading one you will feel that all that happened to you and afterwards it all belongs to you; the good and the bad, the ecstasy, the remorse, and sorrow, the people and the places and how the weather was. Ernest Hemingway

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