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2021年2月23日火曜日

新渡戸稲造の至言から(2月23日)

 

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「心をリベライズするということ、エマンシペートすることが、私は学問の第一の目的だと信ずる。」(新渡戸稲造『内観外望』)

 

・新渡戸は、札幌農学校では、農学という技術的学問の他、哲学、文学等人間性に関わる学問も行い、心の解放、自由な精神を身に付けたと述べている。(藤井茂・長本裕子著『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』60頁を参照)

 

・「学問の自由」は、真理の探究のために必要不可欠だ。その学問の自由に、精神の自由、思想・表現の自由も必要だが、その自由を養うのが、教育の一つの目的でもある。

 

・「心の自由」、生きて行く上で、一番必要かもしれない。

 

・精神が自由になるとは、ストレス・フリーのこと。

 

‛Emancipate yourselves from mental slavery. None but ourselves can free our minds.’ (Bob Manley)

 

・‛Don’t diminish yourself in any way.  Dare to be all that you are.’ (Leonard Jacobson)

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