4月2日
「書物を読む趣味、これはわれわれの脳髄を発達させる一つのインデックスといってもよろしくはないかと思う。…芸術的の趣味はいわゆる五官の趣味であって、純粋の知能の発達というわけにはいくまいと思う。」(新渡戸稲造『読書と人生』)
・新渡戸にとって、読書は、単に、趣味や知能を発達させるものではなく、人々に役立つ道具であり、心の友でもあった。
・読書を楽しむ。読み聞かせで、耳で読む。静かに目で読む。音読する。そして、読んだことを人に話す。だんだん記憶や理解が進む。
・読書で、私達は、知らない国に行ったり、会えない人に会えたり、おしゃべりできない動物とお話ししたり…。可能性が無限に膨らむ。想像が豊かになる。
・本の中で、タイム・スリップして、何百年前にも後ろにも行って楽しめる。まるで、ドラえもんの「どこでもドア」みたい。
・きれいな絵や写真のある本も良いけれど、字を読んで、自分の頭の中で絵を描いてみるのも素敵。
・‛A reader lives a
thousand lives before he dies... Tjhe man who never reads lives only one. ’(George
RR. Martin)
・‘To read is to fly: it is to soar to a point of vantage which gives a
view over wide terrains of history, human variety, ideas, shared experience and
the fruits of many inquiries.’( A C Grayling)
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