このブログを検索

2021年4月2日金曜日

新渡戸稲造の至言から(4月2日)

 42


「書物を読む趣味、これはわれわれの脳髄を発達させる一つのインデックスといってもよろしくはないかと思う。…芸術的の趣味はいわゆる五官の趣味であって、純粋の知能の発達というわけにはいくまいと思う。」(新渡戸稲造『読書と人生』)

 

新渡戸にとって、読書は、単に、趣味や知能を発達させるものではなく、人々に役立つ道具であり、心の友でもあった。

 

・読書を楽しむ。読み聞かせで、耳で読む。静かに目で読む。音読する。そして、読んだことを人に話す。だんだん記憶や理解が進む。

 

・読書で、私達は、知らない国に行ったり、会えない人に会えたり、おしゃべりできない動物とお話ししたり…。可能性が無限に膨らむ。想像が豊かになる。

 

・本の中で、タイム・スリップして、何百年前にも後ろにも行って楽しめる。まるで、ドラえもんの「どこでもドア」みたい。

 

・きれいな絵や写真のある本も良いけれど、字を読んで、自分の頭の中で絵を描いてみるのも素敵。

 

・‛A reader lives a thousand lives before he dies... Tjhe man who never reads lives only one. ’(George RR. Martin

 

・‘To read is to fly: it is to soar to a point of vantage which gives a view over wide terrains of history, human variety, ideas, shared experience and the fruits of many inquiries.( A C Grayling)
Read more: https://www.wisesayings.com/reading-quotes/#ixzz6qsuww5Uj

0 件のコメント:

コメントを投稿

岡倉天心『The Book of Tea』を読む会(第4回と補講のお知らせ)

 NipponIA(ニッポン・インターナショナル・アカデミー)では、 新渡戸稲造の『武士道』を原文英語で読む会に続き、 岡倉天心の『茶の本』を原文英語で読む会を開催しています。 ・1月の講座は延期になり、2月に第4回を以下の要領で行います。 ・また、第1回の補講を、ご希望のより開...