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2021年4月3日土曜日

新渡戸稲造の至言から(4月3日)

 

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「君はこれから女学校創立でもすると、その経営に苦しんで終わり、理想とする教育には手を下しえないで果てるだろう。他にやる用事は沢山あるから、思いとどまれ。」(『新渡戸博士追憶集』)

 

・上記は、新渡戸が河井道に述べた言葉である。厳しい新渡戸の一言だったが、河井道はそれでも諦めず、現在の恵泉女学園を設立した。(藤井茂・長本裕子著『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』102頁参照)尊敬する偉い恩師の反対にもかかわらず、自分の信念から学校を創設した河井道。それくらい精神的に強い女性だからこそ、明治の時代に米国留学し、また帰国後も、社会のために大きな貢献ができたのだろう。

 

・‘When you invest in a girl’s education, she feeds herself, her children, her community and her nation.’ (Erna Solberg, Prime Minister of Norway)

 

・‛As you educate a woman, you educate the family.’ (Unknown)

 

・‘A strong woman stands up for herself. A stronger woman stands up for everybody else.’ (Unknown)

 

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