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2021年4月22日木曜日

新渡戸稲造の至言から(4月22日)

 

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「同情とは読んで字のごとく、情を同じうすることで、対手の苦楽を見て、自分の苦楽のごとくに感ずる情緒である。…人間は生れながらにして同情に富みかつこれを涵養させるように出来ている。」(新渡戸稲造『世渡りの道』)

 

・同情とは、人の心に寄り添うこと。

・新渡戸は、札幌農学校の教授時代、北海道庁の技師も兼務していた。北海道の各地を廻る時、貧しい農民等と共に過ごし、彼らの事を理解することに努めた。(藤井茂・長本裕子著『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』の121頁参照)

 

・人の気持ちを分かることは容易ではないが、分かろうと努力するだけでも、少し心が近くなる。

 

・他人の痛みを感じることは出来ない。でも、その人の痛さを聞いてあげることは出来る。

 

・「同情するものは自分は強者であると信じている。」(ニーチェ)

 

・「不平をこぼす人間には、同情よりも軽蔑が与えられることが多い。」(サミュエル・ジョンソン)

・「人に好かれるには、同情しさえすればいい。でも、ぼくはめったに同情しないし、同情しても隠すことにしている。」(サン・テクジュペリ)

 

・同甘共苦

 

・‛Happiness quite unshared can scarcely be called happiness; it has no taste.‛(Charlotte Bronte

 

・‘If we have no peace, it is because we have forgotten that we belong to each other.’(Mother Teresa

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