7月15日
「礼節はそんなに儀式ばったものでなく、衷心に存する誠意を、外に現す表情の方法である。…我輩には敬意を払うに足るものなしというのは、心中に欠陥があり、自分が自分に対して尊敬の念なきためである。いやしくも自ら重んずる念あるものは、またいかなる人に対しても、皆尊敬すべき値あるを知る。」(新渡戸稲造『世渡りの道』)
・人への尊敬の念が礼となって現われる。(藤井茂・長本裕子著『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』210頁)
・自分を大切にし、人にも親切にする。国際関係も同様で、愛国心ある者は、他国にも敬意を現す。
・相互理解、相互信頼、友情、愛情、一方的ではあり得ない。相手があって自分がいる。自分がいて相手がある。
・礼節は、形式的儀礼の意味で捉えられることが多いが、真のところは内面の精神性、心がより大事である。完璧なお点前を求めるあまり緊張感極まりないお茶会と、完璧とはならなくても和やかで語り合えるお茶会と、どちらに再度招かれたいか。
・礼節は、人の心の分かち合い。
・‛I'm big on manners. I'm big on politeness. I'm big
on gratitude. ’(Kate Hudson)
・‘Politeness
is the flower of humanity.’ (Joseph Joubert)
・‘One
of the greatest victories you can gain over someone is to beat him at
politeness.’ (Josh Billings)
・‘The only true source of politeness is consideration.’ (William Gilmore Simms)
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