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2021年7月20日火曜日

新渡戸稲造の至言から(7月20日)

 

720

「我々の努むべきことは、貧富の差を平均することではなく、貧富の差あるを利用し、富者でなければ出来ぬことを富者に行わせ、貧者でなければ出来ぬことを貧者に行わせることである。」(新渡戸稲造『世渡りの道』)

 

・新渡戸は、能力の違い、人間の個性、それに応じた賃金の差異を認めていた。多様性を重視しつつ、一人ひとりが自らの職業を誇れることを期待した。(藤井茂・長本裕子著『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』215頁参照)

・「Noblesse oblige」(ノブレス・オブリージュ:高貴な地位に応じた責任)は重要である。

 

・極端な平等社会は、多様性、人の個性をなくしてしまう。

・‘If a free society cannot help the many who are poor, it cannot save the few who are rich.’ (John F. Kennedy

 

・‘He is rich or poor according to what he is, not according to what he has.’ (Henry Ward Beecher

 

 If you want to be rich, simply serve more people.’ (Robert Kiyosaki)

 

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