NipponIA(ニッポン・インターナショナル・アカデミー)では、
新渡戸稲造の『武士道』を原文英語で読む会に続き、
岡倉天心の『茶の本』を原文英語で読む会を開催します。
初回(10月27日)には、
何故、岡倉天心は『茶の本』を英語で書いたのだろうか、という問題提起をして、
その動機について議論しました。
「日本語より英語が上手かったから?」
「英語で書くことで、日本文化を客体化し、普遍的に捉えたかったのではないか。」
「そこには、一種のNationalismが存在するのでは?」
「日本や東洋を馬鹿にするなと西洋人に言いたかった?」
等々、様々な意見、考えが出されました。
「日本文化は、結局のところ日本語でしか上手く表現できないのでは?」とおっしゃる方も。
その日本文化をあえて英語で表現しニューヨークで100年以上前(1906年)に出版。
それが現在(2021年)でも英語でも日本語翻訳でも読み続けられている。
その謎に迫りながら、本を読んで行きたいと思います。
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第2回 岡倉天心の『茶の本』を読む会
日時: 2021年(令和3年)11月24日(水)18時半~20時半
場所: 一番町集会室(千代田区)
会費: 2000円
その他:岡倉天心『茶の本』(岩波文庫、日本語訳)及び
Okakura Kakuzo "The Book of Tea" をお持ち頂ければ有難いです。
お持ち頂けない場合は、当方で、その日のテキストをご用意いたします。
→第2回は、Chapter 1 (The Cup of Humanity)を読みます。
申し込み・お問い合わせ:<nipponia2020@gmail.com>
ご氏名、ご連絡先をお知らせ下さいませ。
NipponIA
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