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2020年8月17日月曜日

新渡戸稲造の至言から(8月17日)

 

817

「自分の周囲の五人でも十人でも、いや自分の一家三人だけでもよいから、その人たちの幸福を計り、その人たちの平和のために尽くしたらどうでしょう。各々がこの心持ちでさえいれば、全人類が幸福に、そして平和に暮らすことが出来るではありませんか。」(新渡戸稲造『婦人に勧めて』)

 

・新渡戸の理想にすぎないかもしれないが、理想や夢を掲げなければ何事も始まらない。

・「千里の道も一歩から」」、「塵も積もれば山となる」、「一滴の水が集まって大海となる」

・人を幸せにすると、自分も嬉しい。人が喜ぶ顔を見ると、自分も幸せの気分になる。

When you are happy, it makes me happy, I am glad to see your smiling face.

 

Try to make your neighbors happy, so the peace prevails.

1 件のコメント:

  1. 一部の幸福が全体の幸福につながらないことは公共財の理論から明らかである。一部の利益が全体に対するタダ乗りになりかねないからだ。
    世の中の幸福が無限ならば、ウインウインゲームで相互に幸福になりえる。しかし、世の中は有限である。そこにゼロサムゲームが生じる。
    個々の幸福を総和しても、全体は幸福にはならない。これを合成の誤謬という。
    多数の最大幸福のためには強制力も必要となる。統治できなければ平和はおぼつかない。そこが新渡戸の限界ではなかったか。

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岡倉天心『The Book of Tea』を読む会(第4回と補講のお知らせ)

 NipponIA(ニッポン・インターナショナル・アカデミー)では、 新渡戸稲造の『武士道』を原文英語で読む会に続き、 岡倉天心の『茶の本』を原文英語で読む会を開催しています。 ・1月の講座は延期になり、2月に第4回を以下の要領で行います。 ・また、第1回の補講を、ご希望のより開...