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2020年9月18日金曜日

新渡戸稲造の至言から(9月18日)

 

918

「我々人類の眼が前に付いている限り、希望、信仰、創造の霊覚、妙智をもって将来を瞥見(べっけん)すれば、古人も『和をもって貴しとす』と述べた理想が必ず実現されるであろう。」(新渡戸稲造、『東西相触れて』)

 

・新渡戸の理想主義、楽観主義は、物事を前に進めた。その具体例が知的協力委員会の成功や国境紛争の平和的解決である。

 

・「できない」、「無理」、「やらない」では何事も解決しない。まずやってみる。試行錯誤する。やるだけやって待ってみる。何かが動く。

 

・神様は人の顔の前面に目を2つ付けた。よく見て前に進むように。耳を両脇に2つ付けた。四方八方の音をよく聞くように。顔の下の方に口を1つ付けた。見聞したことを咀嚼して言葉を発するように。でも言いすぎないように。

 

・「和」は、平和の和。「大和の国」とは、平和で満たされた国。理想郷。

 

・「大和心」とは、平和で満たされた心。

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