9月22日
「社会的腐敗のさ中、利休は自然に帰れ、表裏のない自然に、平和な自然に、美しい自然に帰れと国民に訴えた。彼の模範的な茶室がなんの装飾もない草庵に過ぎなかったのも、このためであった。」(新渡戸稲造『日本人の特質と外来の影響』)
・Simple is best.
・「誠實自然」(李登輝総統の座右の銘)
・新渡戸稲造(Nitobe
Inazo)の『武士道(Bushido)』(原文英語)の「礼儀」(Politeness)の章には、茶道や日本の質素な部屋等について書かれている。
・西洋の煌びやかな装飾を施したお城に比べ、日本の宮殿(皇居、御所)は質素で殺風景である。
・日本の文化は、「空」や「間」を大切にする。そこには風が通り、気が入り、光が通る。
・自然を克服する(conquer)のではなく、自然と共存しようとする日本人。
・自然とは、自分、然り と書く。繕うことなく、ありのままのこと。
・日本人の信仰は、自然に神あり。
・自然への畏敬の念。自然を大切にする心。
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