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2020年11月13日金曜日

新渡戸稲造の至言から(11月13日)

 

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「結婚生活の根本は、相互の愛と敬である。…だから今日のこの新郎新婦も、もしお互いに愛と敬がいずれか一方にでも失われたときは、ただちに離婚するほうがよい。離婚しないほうが罪悪である。」(新渡戸稲造『新渡戸博士追憶集』)

 

・新渡戸は離婚容認派だったのか。厳しい言葉を新郎新婦に述べたものである。しかし、実際は、新渡戸が仲人をした約30組は、いずれも離婚した組はいない。(藤井茂・長本裕子『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』336頁参照)

 

・結婚にとって大事なのは愛と敬。愛はどこでも言われるが、敬も同じくらい大事。お互いが相手を尊敬できなければ結婚生活は続かない。

 

・和敬清寂

 

・相手を「敬愛する」とはどういうことか。結婚の基本。

 

・‘The betrothed of love is divorce.’ (Malawian proverbs)

・‘The name of Love’s fiancée is Divorce.’ (Indonesian proverbs)

 

・‘Divorce a young woman and you make another man happy.’ (Malagasy proverbs)

 

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