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2020年11月26日木曜日

新渡戸稲造の至言から(11月26日)

 

1126

「逆境に陥りながらも、なおかつその全力を揮(ふる)って努力するものは、早晩逆境より浮かび出ずると思う。重荷を追うてなおかつこれを忍ぶものは、世が必ずどこかでこれを認める。」(新渡戸稲造『修養』)

 

・新渡戸は、上記の言葉に続いて、「生ける間に認められる機会がなければ、死後には必ず認めて救い上げられ…」と記し、ギリシアの哲学者ソクラテスは獄中で毒を飲み死亡した後に人々に崇められたことを例に挙げた。(藤井茂・長本裕子『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』349頁参照)

 

・「逆風も順風も走馬燈」

・逆境に克つ

・無駄な努力はない

・世界は広い。どこかで誰かが見ている。

70億の人口。あなたの味方がいないわけない。

 

・逆風もいつまで吹いているわけではない。そのうち収まる。

・重荷を背負い続けて辛かったら、少し休めば良い。そうすれば、体力が回復して、また背負えるようになる。

 

・頑張らなければならない時と、頑張らなくて良い時もある。

・メリハリが大事。

・糸をいつも引っ張っていたら切れてしまう。時に緩めて引っ張ると、より長くなる。

・我慢、我慢も良いけれど、創意工夫して我慢しなくて良いなら、その方が良い。

 

・人生、山あり谷あり。塞翁が馬。

・「石の上にも三年」

 

・‘Every flower must grow through dirt.’

・‘The greater the obstacle, the more glory in overcoming in it.’(Molière)

・‘We don’t develop courage by being happy every day. We develop it by surviving difficult times and challenging adversity.’ (Barbara De Angelis)

・‘The gem can not be polished without friction, nor man perfected without trials.’

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