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2020年11月27日金曜日

新渡戸稲造の至言から(11月27日)

 

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「自分は不運だ不幸だといってひたすら嘆き悲しむ人は、まだ人として下の部類だと思います。自分の不遇を、これも運だから仕方ないといって諦めている人は…これもまた実は中の部類。ただに自分の不運を諦めるばかりでなく、進んでは、その不幸な運命を天命だ使命だと観ずるようになって、初めて上の部類に入ることと思います。」(新渡戸稲造『婦人に勧めて』)

 

・新渡戸は、1933年(昭和8年)にカナダに赴き、その地で最期を遂げることになったが、その不運をも天命と観じていたのがおそらく新渡戸自身だったのだろう。彼は、最期まで、自分の一生を、「世界の中の日本」の地位向上と平和に尽くした人だった。(藤井茂・長本裕子『すべての日本人へ 新渡戸稲造の至言』350頁参照)

 

・ピンチをチャンスに。

・不運も幸運も、みな運のうち。

・神は堪えられない試練は与えない。

・運命を運命として受け入れると、意外と気が楽になる。

・「運動」とは、運を動かすと書く。身体を動かしてみると、異なる運命が見えてくるかも。

・諦めずに挑戦し続けていると、不運も不幸も不遇も、不が抜けて、幸運に遭遇できる。

 

・‘Fortune and misfortune are two buckets in the same well.’ (Gereman proverb)

・‘It is a great art to laugh at your own misfortune.’ (Danish proverb)

・‘Look at misfortune the same way you look at a success. Don’t panic! Do your best and forget the consequences.’(Walt Alston)  

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